Friday, December 20, 2013

「コスト制限を破るチームなどいない」とフォース・インディア代表



「コスト制限を破るチームなどいない」とフォース・インディア代表
2013年バーレーンGP
 フォース・インディアのチームプリンシパル、ビジャイ・マルヤは、これまでF1はコスト制限をうまく成功させられずにきたが、新たに規則に組み込まれる2015年からきちんと機能させることができるだろうと語った。

 9日に開催されたF1ストラテジーグループおよびF1コミッションの会合において、2015年1月から「広範囲にわたるコスト制限の原則」を導入することで合意がなされた。

 近年大部分のチームが財政的に苦労しており、彼らがF1活動を継続するためにはコスト制限が早急に取り入れられる必要があると考えられている。

 2010年には当時のFIA会長マックス・モズレーが3,000万ポンドの予算制限を導入しようとしたが、後にこれが4,000万ポンドに引き上げられた後に一部チームの反対により断念された。その後のリソース制限協定(RRA)に関してもチーム間で意見が対立した。

 マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュは、F1でコストを管理するのは難しいとの考えを示しているが、マルヤは全チーム代表が決定に従う義務があると語った。

「素晴らしいニュースだ」とマルヤはコスト制限の規則に関してコメントした。
「数年前に実現すべき問題だったが、遅くなっても実現しないよりましだ」
「F1コミッションからすでに発表されたことであり、これを必ず実現するために全員が努力しなければならない」
「(2009年に)最初に提案された際には、監視するシステムが決められた」
「欺き、不正を行おうとすればそれは可能だ。だが私は、(コスト制限に)サインしながら制限を超えるチーム代表がいるとは必ずしも考えない」
「ひとたび同意し、全員の合意が集まったなら、その規則に従うのがチームプリンシパルの義務といえる」
「管理を押し付けられるよりも、自ら管理する方がいい」

 しかしマルヤは必ずしもコスト制限の監視はFIAでなくチーム側が行うべきと考えているわけでなく、「どちらの方法もあり得るし、両方を組み合わせることもできる」と述べている。

「関係者は恥を知れ」。ポイント2倍規則を元F1ドライバーが痛烈批判



「関係者は恥を知れ」。ポイント2倍規則を元F1ドライバーが痛烈批判
2013年スペインGP
 最終戦のみ与えられるポイントが2倍になるという来季F1の規則変更に関し、元F1ドライバーのエディー・アーバインが、「狂気のさた」であるとして酷評した。

 9日、FIAは、タイトル争いの決着をできるだけ遅らせたいとの考えから、2014年の最終戦ではドライバーズ、コンストラクターズ共にポイントを2倍与えることを発表した。

 1993年日本GPでF1にデビューし、2002年までのキャリアの中で、ジョーダン、フェラーリ、ジャガーで走ったアーバインは、Belfast Telegraphのインタビューに答え、最終戦のみポイントを2倍与えるという規則を激しく批判した。

「F1は迷走していると思う。最終戦ダブルポイントという規則変更は全くの狂気のさただ」とアーバイン。
「その規則が廃止されるまでは僕はもうレースを見ない。本当にそう思ったね。ただただ恥ずかしい。彼らは自分を恥じるべきだ」

「この決定に関わった人たちは方向性を見失っていると思う。彼らは現実を全く理解していない。この世界に長くいすぎたんだろう」

「彼らはポイントシステムを変え、予選システムを変え、今度は最終戦でポイント2倍などという変更を行って、F1の歴史を破壊した」
「ばかげている。生まれてこのかた、こんな冗談は聞いたことがない」

 この規則変更はモータースポーツ関係者からもファンからも不評で、チャンピオン、セバスチャン・ベッテルはこの規則は「ばかげている」と述べている。

 一方で、セルジオ・ペレスは、この規則によって最終戦までファンの関心が保たれるため「F1にとっていいこと」であるとコメントしている。

フォースインディア代表「来季のラインアップはチーム史上最強の1つ」



 フォースインディアのチーム代表兼社長のビジェイ マリヤ氏は、「来季のラインアップはチーム史上最強の1つ」と語った。現地時間(以下、現地時間)18日、F1公式サイト『Formula1.com』が伝えている。

 来季のドライバーがニコ ヒュルケンベルグとセルヒオ ペレスに決まったフォースインディア。チーム史上最強のランアップの1つかと尋ねられたV.マリヤ氏は「絶対にそうだ。とても楽しみにしている。私の考えは非常に単純だった。セルヒオはザウバー時代にかなり注目したんだ。とても速かったし、それでマクラーレンの目を引いたんだろうね。マクラーレンと彼が契約しても驚かなかったよ。マクラーレンは世界トップクラスのチームで、そこがセルヒオ ペレスと契約したのなら、その価値があると認めたからだ。それは私も同じだったが、こちらがアプローチするよりも早くマクラーレンに移籍してしまった。マクラーレンに行きたくないドライバーなどいないだろう?」と自信を持って答えた。

 チームに復帰するN.ヒュルケンベルグに対しては、「彼にはずっと注目していた。序盤のマレーシアで『ニコ、もしザウバーから移籍するなら、ホームに戻るべきだ』と話したんだ。彼は『わかった、約束するよ。もし移籍を決めたら最初の候補にする』と言った。その言葉通り移籍したいと言われて、私もよしと答えた。ニコが他のチームと交渉していたことは知っている。しかし最終的には彼の言葉が現実になり、契約に至った。最近の『Autosport』誌にチーム代表の投票が掲載されたが、ニコは7位だった。すばらしい褒め言葉だ。その彼が私のために走るのだから、本当にうれしいよ」と大きな期待を寄せている。

J.アリソン氏「来年からは空力とエンジンのバランスが変わる」



 フェラーリのテクニカルディレクター、ジェームズ アリソン氏は、現地時間(以下、現地時間)16日にチームのウェブサイト上で、「来年からは空力とエンジンのバランスが変わる」と語っている。

 ロータスを離れ、今年9月1日からフェラーリのテクニカルディレクターとして働き始めたJ.アリソン氏。「この段階ではまったく意味がないので、ニューマシンのデザインの詳細を詳しく調べることに時間を費やしてはいない。それよりも十分なリソースを確保し、細部への配慮を最適化するべく、最高の人材をふさわしい場所に配置することに集中した。今回のようなレギュレーション変更に取り組む場合、約6ヶ月前に考え始めるということはない。私がマラネロに来たのは、プロジェクトが始まってからすでに2年経っていたときだ。できるだけ早くチームに馴染み、哲学に没頭しようとしたよ。現在マシンのプロジェクトに関しては、より改善が必要な箇所を特定する形で関わっている」と振り返った。

 来年からはエンジンの重要性が増すことについては、「マシン全体のパフォーマンスにパワーユニットが影響するというのは、かなり大きい。2007年からエンジンの開発が凍結され、パフォーマンスのレベルが収束した。序列への影響が減る一方で、空力の重要性が増していったんだ。今後数年は違う。2000年代前半に成功したフェラーリにとって、エンジンがどれほど重要だったかよく覚えているよ。今後も空力はやはり鍵を握る要因であろうとも、これからはバランスが変わるだろう」と指摘している。

E.アーバイン氏、最終戦のダブルポイントを酷評



 元F1ドライバーのエディ アーバイン氏が、物議を醸している最終戦のダブルポイント制度について酷評した。現地時間(以下、現地時間)18日、英国の『ベルファスト テレグラフ』紙が伝えている。

 来季からのレギュレーション変更で、最終戦はダブルポイントで争われることとなったが、E.アーバイン氏は「F1は道を見失っているよ。最終戦のダブルポイントっていうのは狂気のさただ。おかげでこのルールが追い出されない限り、もうレースを見る気が失せたよ。恥そのものだし、自分たちを恥じるべきだ。この決定に関わった人はわかっていない。現実が見えていないし、長く関わりすぎたんだ。ポイントを変え、予選を変えてF1の歴史を吹き飛ばしてきたけど、ついには最終戦のダブルポイントだよ!」とこき下ろした。

 さらに「ばかげているし、こんな冗談は人生で初めて聞いた。まさに駄作だ!」と続けている。

 F1関係者と連絡をとっているかとの質問には、「あまりないね。自分のことばかりしているし、誰ともほとんど連絡を取り合っていない。時々キミ ライコネンが酔っ払って電話してくるよ!」と応じていた。